EMLLOY series 新しい水の流れシリーズ(2)
水 ― その驚くべき真実、 ―ポール・ブラッグ博士とパトリシア・ブラッグ博士の方法から―
                                   文 = (株)IHM 理学博士 根本 泰行

 今回は、健康食品や健康カウンセリングの分野でパイオニアとして幅広く活躍しながら、日本ではほとんど知られていないブラッグ親娘の書いた『水―その驚くべき真実』(Water ― The Shocking Truth That Can Save Your Life!‥未邦訳)という書物をご紹介します。

ブラッグ親娘は健康の達人
  父親のポール・ブラッグ博士(1881-1976)は、アメリカにおける健康啓蒙運動の父と言われており、数多くの先駆的な業績を残しています。以下にそのいくつかを記します。
● アメリカで最初のヘルス・フード・ストア、ヘルス・レストラン、ヘルス・スパを開いた。
● パイナップル・ジュース、トマト・ジュース、ハチミツをアメリカの一般大衆に紹介した。
● 健康に関する先駆的なラジオとテレビの番組をはじめて放送した。
● 健康食品をはじめて製品化し、アメリカ国内に流通させた。
● 水泳のマレー・ローズ選手や陸上競技のベティ・カスバート選手などのオリンピックの金メダリストたちや、J・C・ペニー(米国最大規模の百貨店の創業者)、デル・E・ウェブ(大手の不動産開発業者)、コンラッド・ヒルトン(ヒルトン・ホテルの創業者)などのアメリカ実業界の巨人たちの健康アドバイザーを務めた。

 娘さんのパトリシア・ブラッグ博士は健康分野におけるファースト・レディと呼ばれ、父親の遺志を継いで、健康やフィットネスの業界で国際的に大活躍しています。

● アメリカ大統領や英国王室の健康アドバイザーを務めている。
● オーストラリアの女子陸上競技のベティ・カスバート選手、ニュージーランドのオリンピック陸上競技とトライアスロンのスターであるアリソン・ロー選手などの健康アドバイザーを務めている。
● ハリウッドスターのクリント・イーストウッド、永遠の若さを誇る音楽グループ、ビーチ・ボーイズとその家族、メトロポリタン・オペラのスター歌手たちやバレエのトップスターたちなどの健康カウンセラーを務めている。

 ブラッグ親娘は、いかなる企業組織や利益団体からも独立して啓蒙活動を続けており、純粋に真実のみを伝えています。こうして書かれた一冊の本が『水― その驚くべき真実』です。

大好きな祖父の病気をみて
  ポール・ブラッグ博士は幼かったころの出来事をきっかけに、健康を考える人になりました。

  私は米国ヴァージニア州の農場で生まれました。私たちは毎日、井戸の水を飲んでいました。ところがこの水には石灰岩から溶け出した炭酸カルシウムなどの無機ミネラルが大量に含まれており、強度の硬水だったのです。
  祖父は当時60代半ばで、身長180センチで体重90キロ、筋肉質の立派な体格をしていました。クリスチャンであり、誰からも愛される乗馬の得意な働き者の農夫でした。
  祖父がはじめて脳卒中に見舞われたとき、私たちは食卓についていました。突然食器が割れる大きな音がして、祖父がテーブルの上に突っ伏していました。かけつけた医師の診断は「脳障害による左半身不随」。
  以来、付添人が必要となり、人の助けを借りないと歩くこともできなくなりました。排泄を自分でコントロールすることもできず、食べ物を噛むこともできなくなりました。愛すべき人物だった祖父が、一転して、家族にとって大きな重荷となってしまったのです。
  3年後、再び脳卒中に襲われ、祖父は亡くなりました。検死を行った医師は、血管がまるで石のようだったと報告しました。当時少年だった私は、医師に「血管が石に変わってしまうなんてことがどうして起こるの?」とたずねたのですが、医師はろくな返答をしてくれませんでした。このとき、祖父の血管が石のように硬くなってしまった理由を解明することを固く決意したのです。
  陸軍学校に進学した私は、硬水を飲み続け、また宿舎ではデンプン質に偏った栄養学的にアンバランスな食事が配給されました。
  ちょうど4年後、16歳のときに、とうとう私は結核の犠牲者となり、療養所に送られましたが病状は回復せず、痩せ衰えて骨と皮だけになってしまいました。4人の医師が診察に来たとき、私は正直に「あなた方はこの病気から私を助けることができますか?」とたずねました。すると医師は、「いいや、とても助けられるとは言えないな」と答えたのでした。
  医師たちが病室を去った後、スイス人の交換看護婦のマリアはとっても怒っていました。「アメリカの医者は結核のことを全然知らないわ。私はこれから結核を治療できる医者のところに戻るのよ」。それを聞いて私は叫びました、「僕をそのお医者さんのところに連れて行ってくれませんか! 生き延びることができたなら、僕はすべての病気の人々を助けるために働きたいのです」。


ロリエ博士に蒸留水の大切さを学ぶ

  祖父の悲惨な死を見届けながらも、自ら結核に感染してしまったブラッグ少年は、看護婦の計らいで、スイスにあるオーガスト・ロリエ博士の結核療養所に移ることになりました。

  ロリエ博士は薬をまったく使いませんでした。博士が患者に与えたのは、蒸留水(このときは実際には雨水でした)、十分な栄養、日光、新鮮な空気、深呼吸、マッサージ、そして運動だけでした。2年後、私は完全に健康を取り戻すことができました。
  ロリエ博士は次の1点を強く主張していました。「患者には、一滴たりとも硬水を飲ませてはいけない」
  スイスは水の豊富な国ですが、ロリエ博士は母なる自然が生み出した蒸留水である雨水と雪解け水だけを患者に飲ませていました。
  ロリエ博士は、彼の治療法の理由をいつでも患者に説明してくれました。「事実上、スイスの水はすべて無機ミネラルがたくさん含まれた硬水なのです。硬水は身体にとって負担であり、身体に害を与えます。なぜなら、身体は生きた食べ物や飲み物に含まれている有機物しか同化できないからです」。


  ロリエ博士の指導によって、ブラッグ少年の目が開かれました。 ブラッグ博士の祖父の脳卒中は、硬水の中に含まれていた無機ミネラルが、脳の血管の内側に沈着し、血管を詰まらせたために起きたのです。

パトリシア・ブラック博士

  ブラッグ親娘によれば、脳卒中以外にも、硬水の中に含まれている無機ミネラルによって、動脈硬化、関節炎、肝硬変、腎臓結石、胆嚢結石、記憶喪失、老衰などのさまざまな病気や症状が引き起こされるといいます。そして無機ミネラルの蓄積によって引き起こされる病気は、蒸留水を飲むことによって回復することができるのです。それは蒸留水が無機ミネラルを効率的に洗い流すからです。もちろん一番良い方法ははじめから、無機ミネラルを含む水を一切飲まないことですが……。

無機ミネラルと有機ミネラル
  硬水に溶けている無機ミネラルは有害ですが、一方、有機ミネラルは身体の健康にとって欠かすことのできない大切な物質です。「ミネラルが大切である」といわれている「ミネラル」を、私たちは有機ミネラルとして摂取しています。

  私たちの身体には19種類の有機ミネラルが含まれています。これらの有機ミネラルは必ず生野菜や果物などの生きた食べ物によって供給される必要があります。
  もし私たちが何も植物の生えていない島に漂流してしまったら、ゆっくりと餓死していくしかありません。
  足元の土壌には16種類の無機ミネラルが含まれているのですが、私たちの身体はそれらの無機ミネラルを効率的に吸収して生命活動に役立てることができないのです。生きた植物だけが、土中の無機ミネラルを吸収して有用な有機ミネラルに変換する力をもっています。私たちの身体は、こうして植物によって変換された有機ミネラルを利用するようになっているのです。


現在の雨水は飲めません
  かつては蒸留水の一種として雨水も飲料水として使われていましたが、残念ながら現在では雨水は飲まない方がよいでしょう。

  雨水は、かつては理想的な蒸留水でした。聖書に登場する驚異的な長寿をまっとうした人たちは、雨水だけを飲んでいたのだ、と言われています。雨水こそが雲がもたらす自然の蒸留水なのです。
  しかしながら、私たちは今や環境汚染の時代に生きており、上空から落ちてくる自然の蒸留水には不純物が混入してしまっているのです。原子爆弾に由来するストロンチウム90や航空機と自動車の排気ガスが、雨水を恐るべき毒物に変えてしまっています。二酸化硫黄、鉛、一酸化炭素などの何百という危険な毒物が、工場から空気中へと放出され、これらがみんな自然の蒸留水に含まれてしまっているのです。


蒸留水だけを飲みましょう
  これらの経験と事実に基づいて、ブラッグ親娘は「蒸留水だけを飲みましょう」とアドバイスしています。

  果物や野菜のジュースのほかには、父と私は蒸留過程を経て製造された蒸留水以外の液体を飲みません。ひどく汚染され、有毒物質に満ちた現代では、地球上で蒸留水がもっとも純粋な水なのです。
  蒸留水は身体の中に入ったとき、いかなる痕跡も後に残しません。蒸留水は、身体のろ過装置である腎臓の機能を促進するうえで、もっとも完全なる水です。血液にとっても、もっとも完璧な水です。肺や胃、肝臓、そのほかのあらゆる器官が効果的に機能を果たすうえでも、理想的な液体です。
  どうしてかって? なぜなら蒸留水には、無機ミネラルが一切含まれていないからです。とても純粋な水なので、あらゆる液体の薬はすべて蒸留水を使って製造されているほどです。


さいごに
  このように、アメリカの健康産業のパイオニアであるブラッグ親娘は、前号でご紹介したブラウン・ランドーン博士と同じく、「飲む水は蒸留水だけにしましょう」と訴え続けています。
  「お水さんありがとう」の開発者であるロバート・ロイ氏も、弊社IHMも、この考えに賛同しています。 
  水は純粋であればあるほど、身体の中に蓄積した無機ミネラルや毒物を排出する作用が大きくなりますし、栄養を細胞に送り込む作用も大きくなるのです。
  「波動元水」(きわめて純度の高い蒸留水です)や、卓上蒸留水器の「愛・感謝ディディミ」によって製造される蒸留水を、お飲みいただくことを強くお勧めいたします。
  また「お水さんありがとう」は蒸留水をベースに、特殊な波動処理を加えることによって、さらに細胞内へ浸透しやすい形にしたもので、身体を浄化するうえできわめて効果の高い水になっています。ぜひお試しください。

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参考資料 ブラッグ博士親娘のホームページ(英語)
http://www.bragg.com/
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