EMLLOY series 新しい水の流れシリーズ 
ロバート・ロイさんのスカラー波技術(後編) ― サウンドエナジー・システムに波動水を組み合わせる ―
文 = (株)IHM 理学博士 根本 泰行

〜波動転写用の水の誕生〜
 前回に引き続いて、「お水さんありがとう」の原液の開発者であるロバート・ロイさんの技術について解説いたします。今回のテーマは、サウンドエナジー・システムと、水への波動転写技術の組み合わせについてです。

サウンドエナジー・システム開発のきっかけ
  前編でご紹介しましたように、ロイさんは若いころからTM瞑想(※1)を実践していました。TM瞑想では実習者の1人1人にマントラと呼ばれる特別な音が与えられます。瞑想中にこのマントラを繰り返し唱えることによって、意識を深めていくのです。
(※1) インドの物理学者マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによって体系化された瞑想法。指導者によって個別に与えられたマントラを心の中で唱えながら瞑想する。超越瞑想とも呼ばれる。
  当時、ロイさんはあるアイデアを思いつきました。まず、マントラを発しているときの自分の声を録音し、それを脳波の振動数範囲の音に変換します。その音を繰り返し再生させれば、マントラの波動によって知らず知らずのうちに、自分の成長速度を加速させることができるはずだと考えたのです。

 たとえば440ヘルツのA(ラ)の音の振動数を半分にした220ヘルツの音は、1オクターブ下のA(ラ)の音になります。110ヘルツ、55ヘルツ……と、振動数を半分にすることを何回繰り返しても、得られる音はすべてA(ラ)の音です。
  録音したマントラの音に対して、この操作を繰り返していくと、マントラの音の振動数をどんどん低くしていくことができます。そしてどこかで必ず、α波(8〜13ヘルツ)やθ波(4〜7ヘルツ)などの脳波の周波数範囲に入ることになります(※2)。α波は軽い瞑想状態の時の脳波であり、θ波はさらに深く瞑想に入り込んだときの脳波です。
(※2) 実際には、これらの脳波の範囲の音は、偶数倍と奇数倍の両方の倍音を含む、鋸歯状【きょしじょう】の波形の音として構築されます。脳波の範囲の振動数をもつ正弦波は、人間の耳には聞こえませんが、このように波形を変換することによって、太鼓を連続的に叩いたときの音のような感じで、リズムとして「聞く」ことができるようになります。

 脳波の周波数範囲まで低くしたマントラを聞くことによって、潜在意識のレベルで自分自身の意識を活性化することができるのではないか、とロイさんは考えたのです。そして実際に試してみると、予想通りの効果があることがわかりました。

 この発見をきっかけとして、人の音声に含まれている情報に興味をもったロイさんは、何千例もの音声サンプルを収集して、分析してみました。その結果、人が発する音声の中には、その人の肉体や感情、そして精神に関わるあらゆる情報が含まれていることがわかってきました。ロイさんは「あなたの声の中には、あなたの人生のすべてが含まれている」とまで言っています。
  研究を積み重ねた結果、ロイさんは、音声に含まれている振動数情報の分析結果に基づいて、その人の肉体・感情・精神に調和とバランスをもたらす音を作成するプログラムの開発に成功しました。これが「サウンドエナジー・システム」です。

サウンドエナジー・システムの実際
  実際にどのようにして音声を分析するかを簡単にご紹介します。
  まず15秒間ほど、クライアントの音声をマイクで録音します。それからロイさん独自の音声分析プログラムによって、約5オクターブの範囲にわたって、音声データの周波数分析がなされます。
  1オクターブの中には、ピアノでいえば白鍵と黒鍵を合わせて、C(ド)からB(シ)までの12の異なる音があります。分析結果から、これらの音のうち、どの音をその人が頻繁に発しているか、そしてどの音をほとんど発していないか、ということがわかります。また5オクターブ全体にわたってよく発している音もあれば、低音域のみや高音域でのみ、よく発している音などもあります。
  普段その人がほとんど発声していない音を聞くと、その人のエネルギー・パターンに大きな変化が起こります。元々その人がもっている不調和の程度が大きければ大きいほど、生じる変化も顕著なものになります。普段発声していない音の背後には、肉体的もしくは心理的な問題が隠れているのです。

 サウンドエナジーのプログラムによって、20種類の音の並びが構成されます。それぞれの音の断片は1〜2分間の長さであり、全体で30分間ほどになります。よく使っている音の中に混じって、適切な割合で一番使う頻度の少ない音が挿入されます。また、この時につくられる音は、マントラを使った実験の時と同じ原理に従って、脳波の範囲にまで振動数が低められています。これによって、人の意識に深く働きかけることができるのです。20種類の音の並びは1枚の音楽CDとして焼きつけられます。この「曲」を1日1回聴くことによって、表面意識であまり深く考えることなしに、その人の波動全体がより大いなる調和の方向へ向けて自動的に修正されていきます。

 これがロイさんが開発したサウンドエナジー・システムの概要です。このような音や声を利用するヒーリング手法の素晴らしい点は、心理的カウンセリングと異なり、問題の背景となっている過去の出来事や物語の詳細に一切踏み入れることなく、エネルギーのレベルで癒しをもたらすことができる、ということにあります。

スカラー波発生用コイルをサウンドエナジー・システムに利用する
  さてロイさんは、前編で紹介しましたように、35年も前から、試行錯誤を繰り返してスカラー波発生用のコイルをつくりあげてきました。このコイルをサウンドエナジー・システムと組み合わせることができます。スカラー波発生用のコイルをサウンドエナジー・システムが搭載されているコンピュータのスピーカー出力に直接繋ぐのです。
  サウンドを用いたヒーリングにおいては基本的には可聴音を利用しますので、五感の1つである聴覚も必ず関与します。そのために、たとえ脳波の振動数範囲にまで音を低くしたとしても、そのプロセスにおいては、聴覚を通じて、わずかとはいえ表面意識が介在することになります。

 ところが、ロイさんのコイルを使って波動情報をスカラー波に変換すれば、空気の物理的な振動である音はまったく発生しません。従って、五感の感覚に制限されることなく、また信念体系や先入観などの表面意識のフィルターにも邪魔されることなく、人の潜在意識の深いところに対して直接波動的な影響を与えることができます。

江本所長のアイデア…サウンドエナジー・システムに波動水を組み合わせる
  昨年2003年2月に、江本所長と私はロイさんと会っていろいろな話をしました。この時に江本所長は「サウンドエナジー・システムで得られた情報を、コイルを使って水に転写すれば、クライアントはその水を飲むことによって身体に調和とバランスをもたらすことができるのではないか」というアイデアをロイさんに告げました(これはもちろん日本で江本所長によって開発された波動カウンセリングの原理そのものです)。
  音楽CDからの音を聴くよりは、水を飲むことの方が容易です。また、水なら簡単に持ち運んで、いつでもどこでもすぐに飲むことができますし、その習慣を継続することも容易でしょう。

 既にロイさんは、このときまでに、スカラー波発生用のコイルを使って、ピューリティ、スーパー、スーパーカーム(これは「お水さんありがとう」の原液です)という、一連の一般向け飲用波動水を製造していました。ですが、サウンドエナジー・システムが出力する振動数情報を水に刻印することによって、クライアントに応じたパーソナルな波動水を処方することまでは考えていませんでした。

新しいサウンドエナジー・システム
  江本所長のアイデアに従ってロイさんはサウンドエナジー・システムに変更を加えました。従来はクライアントの音声を分析して、それを20種類の音の並びとして出力していたのですが、水に対して波動を転写するためのメニューが新たに組み込まれたのです。
  水に転写する場合には、人に聞かせるための振動数を作り出す場合とは、若干様子が異なってきます。研究を重ねた結果、クライアントの音声の分析結果に基づいて13種類の振動数を計算し、それぞれ2分間ずつ計26分間の「音」を、スカラー波発生用のコイルを使って、水に聞かせることになりました。

波動転写用の水 「HCウォーター」の 誕生
  同時にロイさんは、波動転写専用の水であるHCウォーターの開発を始めました。
  この転写用の水は、これまでにロイさんが製造してきた水とは様子がかなり異なってきます。HCウォーターの製造過程は13のステップで構成されています。最初の段階で水が元々保持していた情報のすべてが消去されます。それから波動が整えられ、最後に外部からの波動を受け取ることができるかたちに調整されます。
  HCウォーターは、ロイさんのほかの水と同様に「構造化されている」(すなわち、細胞や組織に浸透しやすい)という性質は保持しつつ、外から与えられた波動を記憶する能力が付与されています。ロイさんによれば、そのまま何も波動を加えずに飲むと、身体の中の不要な老廃物や毒物などを、強力に洗い流す働きがあるとのことです。つまり浄化や解毒の働きをもっているのです。
  HCウォーターの改良過程では、波動クリエイティブセンターのオペレーターの方々にもモニターをお願いして、ご意見をうかがいました。その結果、カルシウムなどのミネラルの波動が水の記憶能力を高めるうえで重要である、ということがわかってきました。

 最新のHCウォーターでは、カルシウムに加えて、さらにゲルマニウムの波動も加えられています。これによって、水の六角形の構造が保持され、記憶能力がさらに増強されるのだそうです。こうして改良に改良を重ねた結果、現在のHCウォーターは、開発者のロイさんからみても、完璧な性質を備えた波動転写水となったとのことです。
  HCウォーターは波動測定器MRAやHADO”R“とともに使う転写水として最適です。
  「お水さんありがとう」「波動元水」同様に、「HCウォーター」もご愛顧くだされば幸いです。

さいごに
  ロバート・ロイさんの技術の概要について、2回にわたってお伝えしてきました。スカラー波発生用コイル、音声分析プログラム、波動転写用の水などの要素技術を互いに組み合わせることで、可能性がどんどん広がってきているのを実感していただけたのではないかと思います。

 キーワードとしては「水」「音(声)」「スカラー波」でしょうか。これらに加えて現在では、当たり前のようですが「インターネット」がもう1つの大きな鍵となりつつあります。
  「声」を使ってクライアントの波動情報を取得することの利点は、インターネットにつながったコンピュータに、マイクロフォンさえ接続すれば、世界のどこにいても、自分の音声情報をメールの添付ファイルとして中央のサーバーに送信できる、ということにあります。サーバーで音声情報を解析して、その結果に基づいてクライアント専用の波動水を製造し、それをクライアントの元に送付する、ということが可能になるのです。

 つまり、誰でもインターネットに繋がってさえいれば、自分の家に居ながらにして、自分専用の波動水を得ることができるようになるのです。この仕組みは「パーソナル波動医学」の1つのモデルとなることでしょう。

参考HP
ロイさんの水に関するホームページ   http://supersmartwater.com/
ロイさんのサウンドエナジー・システム    http://www.soundenergy.net/

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