2023年3月11日(土)は
1)ベクトル平衡体(へいこうたい)
2)純正・共鳴テンセグリティ®︎の基本モデルキット(6本モデル)
2つを制作します。
梶川泰司さんと創る、奇跡の共振・共鳴体験
先見的な建築家、技術者、哲学者であり、バックミンスター・フラーに認められ共同研究をした梶川泰司さん。
テンセグリティを発見したフラーの方法序説を起点に、シナジェティクスのさらなる研究開発を通して、新たな理論形成に挑戦し、デザインサイエンティストとして活動されています。
「シナジェティクス・ワークショップ 2023」で制作するテンセグリティ教材は、オリジナルな最新のカーボン材(張力材)を使用しています。水の結晶構造、あるいは自然界に見られる有機体の在り方を理解するうえでも、全体で共鳴・共振する美しいテンセグリティモデルです。フラーレン構造は、自然が調律した最小限の量子的な楽器ともいえます。
梶川さん自らが講師を勤める、大変貴重な一日集中ワークショップです。
宇宙の「真善美」の極みであるテンセグリティモデルを一緒に作りましょう!
梶川泰司(かじかわ やすし)
1951年生まれ。高校中退後、バックミンスター・フラーの『シナジェティクス』にふれる。1981年、幾何学論文をまとめ渡米。フラーは初見でその論文とモデルを採用した。フィラデルフィアのバックミンスター・フラー研究所でシナジェティクスの共同研究に従事。その成果はフラーの遺作となった『コズモグラフィ』(2007年白揚社)に収録された。1986年からバックミンスター・フラー研究所主催のカリフォルニアでのシナジェティク・ワークショップ講師を担当し、1990年ハーバード大学視覚環境学部のデザインサイエンス・コースの客員講師を務める。フラーが他者に対して初めて認めたデザイン・サイエンティスト。1988年シナジェティクス研究所を設立し、新たなシナジェティクス理論や次世代の移動可能な折りたためるテンセグリティー構造システムなどを開発。2005年よりシナジェティクス、デザインサイエンスの普及ためにワークショップ、定員制でのモバイル講座。2020年より遠隔にて公開ワークショップ、公開シナジェティクス講座を開始。2022年度は(株)IHM主催で計5回開催。2023年も精力的に開催予定。
公式ホームページ https://synergetics.jp
ツイッター https://twitter.com/synergetics_jp
◆梶川さんの取材記事は『共鳴磁場』2022年5月号、6月号に掲載
◆日本エドガーケイシー協会会長の光田氏と梶川氏がフラーレンについて熱く語ります!『共鳴磁場』2023年1・2月合併号
第8回目の内容は大きく異なります
1)ベクトル平衡体(へいこうたい)
ベクトル平衡体(へいこうたい)=ジターバグ・システムによる対称的な収縮・拡大(Jitterbug : Symmetrical Contraction Vector Equilibrium)
「ジターバグは、大きさのない、全方位的に脈動する核をもつモデルである。ベクトル平衡体を初期状態とするジターバグの変換システムは、大きさから独立した概念システムであるため、宇宙における法則の可視化が可能である」(バックミンスター・フラー 1975)
誰でも短時間で構成できるこのベクトル平衡体は、テンセグリティモデルと同じようにフラーのシナジェティクスを代表するモデルである。
このベクトル平衡体は半世紀にわたって、重い24本のストラットと反発力のない12個のゴム状ジョイントによって、ベクトル平衡体の平衡状態を自力で再現できなかった。無重力状態での操作を前提としてデザインされていなかったのである。
「シナジェティクス・ワークショップ」で使用するフルモデルチェンジした「ベクトル平衡体」は重力圏内でも平衡状態で自立できるようにデザインされている。超軽量化された「ベクトル平衡体」は、十分な反発力を備えた12個の樹脂ジョイントで再構成されている。
バックミンスター・フラーのベクトル平衡体は、1944年に発見された。
古代ギリシアで開始されたプラトン・アルキメデスの多面体の25世紀期間にわたる歴史を一夜にして変革したシナジェティクス・モデルである。
大理石によるプラトン・アルキメデスのモデリングは、中身が詰まった固体のモデルであった。
バックミンスター・フラーは、フレームモデルに置換しただけではなく、すべてのジョイントに角度的な自由を与えた。面角と二面角、そして中心角が、多面体の固有の角度から解放された瞬間であった。
2)純正・共鳴テンセグリティ®︎の基本モデルキット(6struts-Tensegrity model=6本タイプ木製)
私は「純正・共鳴テンセグリティ®︎の基本モデルキット」(6struts-Tensegrity model=6本タイプ木製)をデザインした。このモデルは、正20面体を基本としてデザインされる。
10歳以上の子どもが遠隔でも再現できるテンセグリティの基本モデルである。
共鳴テンセグリティの最小ジョイントのノットデザインは「海の民」の発明だ。
究極の物質化は張力ネットワークにおけるノットの対称的な空間配置にある。
正20面体に内在する正五角形の対角線がこのテンセグリティの圧縮材の長さであり、正五角形の稜線の黄金比となっている。
実際の6struts-Tensegrity modelでは、張力によって3組の平行な圧縮材が綺麗に構成できるはずであるが、その厳密な平行な状態は3D CADの空間だけに終わる。
間違った張力材の使用によって、部分と全体の関係の調整がほぼ無限化するジレンマに陥るのである。
張力材にゴム紐や釣糸を使った偽テンセグリティは世界中に蔓延している。
2点間距離を可能な限り維持できる物質は彫刻家のスネルソンが採用したステンレスワイヤーでもない。
その10倍以上の張力に耐えるのは炭素繊維からなる超軽量の素材だけである。
テンセグリティの張力ネットワークは、より伸度の低い素材が求められる。
ステンレスロープの伸度は5%、炭素繊維ロープは1%であり、300%を超えるゴム紐は明らかに不適切である。
ワークショップの様子
ワークショップ詳細
1)ベクトル平衡体(へいこうたい)
2)純正・共鳴テンセグリティ®︎の基本モデルキット(6本モデル)
2つを制作します。
【日 程】 第8回 2023年3月11日(土) 定員になりました。
【時 間】 14:00~19:00予定 ※26名予定。中学生以上。
会場は設営次第開場します。13:30過ぎにはご来場ください。
◎懇親会あります。10名限定20:00~2時間程度。別途費用(4000~5000円)懇親会は定員になりました。
【会 場】 中央区立産業会館 東京都中央区東日本橋2-22-4
【アクセス】JR総武線・浅草橋駅東口より徒歩約7分。都営浅草線・東日本橋駅B3、B4出口より徒歩約4分。
【参加費】 55,000円(税込) ※ベクトル平衡体モデルキット、テンセグリティモデルキット教材費込み
【持参するもの】
筆記用具、制作したテンセグリティモデルを持ち帰るための30cm球形が入れられる袋(風呂敷なども便利です)
【お申し込み・お支払先】
◆三菱UFJ銀行 浅草橋支店 普通0024261 ド)オフィスマサルエモト
◆郵便局 00140-5-336831 ド)オフィスマサルエモト
※お申し込み後1週間以内にご入金ください。
●振込み手数料はご負担ください。●必ずお申し込みされた方のお名前をご記入ください。●教材を手配する都合上キャンセルは出来ません。お客様の都合により不参加された場合のご返金はいたしかねます。●天災(台風・地震など)や主催者側の都合により中止になった場合、参加費は全額返還いたします。