波動・水・意識について「深く理解し知識とする」3日間
新たにやってくる統合の時代に備えて学びを深める仲間づくり

国際波動インストラクタースクール

第38回国際波動インストラクタースクール

第38回/2025年7月18日(金)19日(土)20日(日)  202...

ギャラリー

最新の水の科学 数霊マイスターの吉野内先生の講義 波動機器の実践 結晶...

講師

江本勝の意志を受け継ぐスペシャリスト 「国際波動インストラクタースクー...

江本勝の研究、水の結晶について科学者からのメッセージ

ジェラルド・ポラック博士 [米国ワシントン大学生命工学科・教授]  皆...

ごあいさつ

現在の混迷の時代にこそ、未来に光を当てることができるのは「水」や「波動」の理解と実践だと信じています。
父である、故江本勝が切り開いた世界を、より深め、高め、世界中の方々とシェアをすることで、父の目指した「世界平和」への夢を現実にするチャレンジを多くの仲間と共に歩んでいきたいと思います。

 皆様、はじめまして。
 株式会社アイ・エイチ・エム社長をはじめ、IHMグループの代表をさせていただいております江本博正です。
 ご存じの様に、私の父である江本勝は、水の結晶写真について初めて世に問うた書籍「水からの伝言」を出版することで、世界中の多くの賛同者を得ることが出来、世界100カ国以上を講演して周りながら、「水」の真実、「波動」の重要性、「言葉」の大切さ、「意識」の向上の必要性などを説いて周りました。

 江本勝が世界中を周ってこれらのことをシェアしたのは、ひとえに、「世界平和」の実現と「希望に満ちた子供たちの未来」を心の底から願ったからであり、そのために「これからの時代に必要な考え方」を出来るだけ多くの方々が理解してもらいたい、ということがその動機でした。

 私は、江本勝が切り開いた「これからの時代に必要な考え方」は、今の時代こそ、さらにその重要性と必要性を増していると考えます。コロナ禍が一定のおさまりをみせはじめていますが、一方で世界ではウクライナ方面での紛争をはじめ、世界はまったく新しい時代への生みの苦しみを強烈に体験し始めています。この変化は、単なる一過性のものではなく、考え方によっては宇宙規模の進化に根差していると考えられるほど、これまでの常識を超えた部分があると認識した方が良いと考えています。

 私たち、一人ひとりが、その新しい時代に適応し幸せな人生をまっとうするために生き残っていくためには、また、世界中の子供たちの笑顔を未来永劫守っていくためにも、出来るだけ多くの方々に、この「これからの時代に必要な考え方」を理解していただいて、日常生活や人生の中で有効に生かしていってほしいと心から願っています。

 そのための場を提供するのが、「国際波動インストラクタースクール」です。

 多くの方々のご参加を願ってやみません。

愛・感謝
 
株式会社I.H.M 代表取締役社長
合同会社オフィスマサルエモト代表社員

波動スクールのあゆみ

世界で活躍する波動インストラクター

 1995年に日本で、今までになかった「波動」という概念を研究していくシステムづくりと共に、その考え方を普及していくいくという目的で作られたのが「波動インストラクター制度」です。その人材育成を目的にスクール形式で生まれたのが「国際波動インストラクタースクール」の前身となりました。日本ではこれまで約500名におよぶ波動インストラクターが誕生しており、その中には、現在も波動の研究や活動を行われ、活躍されている方が沢山おられます。

 また、海外においては、2004年アメリカロサンゼルスにて初めて開催し、初回は30名近くの方が参加されました。その後様々な国で開催される運びとなり、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、オーストリア、リヒテンシュタイン、ポルトガル、香港、台湾、そして我が国も同様、延べ総勢500名近くの波動インストラクターが世界各地でご活躍されています。

 そもそものスクール開催の理由として、当時世界各国からひっきりなしに講演依頼が舞い込むような状況で、江本勝個人で世界規模の活動をしていくのは無理があると言うことから、各国で協力し合い一緒に活動をしていく仲間を養成していきたいということではじめた背景もあります。

 現在では、さらに波動のより深く高度な世界に足を踏み入れ、最新の波動機器を駆使した、驚くべき実績を誇る波動カウンセラーの育成と普及にもその活動は広がっており、波動インストラクターの中からも、優秀な波動カウンセラーが育っています。また、NPO法人を設立(EPP:エモト・ピース・プロジェクト)することで、子供向けの教育を意図した絵本「水からのでんごん」の数十カ国語版を発刊、世界中の子供たちに「言葉の大切さ」「水の不思議」「水の結晶写真が伝えていること」をやさしく、わかりやすく伝えていく活動にも力を入れています。そのベースとなるのが「波動インストラクター」の存在なのです。

 時は過ぎ、2014年10月に江本勝は残念ながら亡くなりましたが、その彼の遺志をついで、波動インストラクターの皆さまと共に活動をしていきたいと強く思っております。

波動インストラクターとして大切にしている言葉

 以下は、江本勝がスクールの中でお伝えしていた考え方の中で、特に重視し大切にしていたものです。それらをご紹介いたします。

言葉とは波動なり

 古代の人となる存在は、大自然が発するいろいろな振動、音を聞き分けることで、それらを真似し、仲間に伝えていくことによって言葉はつくられたのではないか。例えば、小川が流れる音からは「優しい言葉」、動物の鳴き声からは「危険を知らせる言葉」という感じで、自然の氣配や波動を感じ取ってそれが言葉につながっていった。その言葉を発することによって、そうした氣配や波動を再現するわけですから、言葉には力があって当然である。

相似象

 我々には聞こえる音と聞こえない音がありますが、どんな音も振動をしております。どんな物も原子核があり、それが振動をしているからです。音はたとえばピアノの鍵盤の中で響かせることにより表すことが出来ます。そしてそれは、低くなっても高くなってもドレミファソラシドの繰り返しの世界なのです。周波数が高ければ高いほど音を鳴らすための共鳴する体は小さくなりますし、周波数が低ければ低いほど体は大きくなります。バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスを見ればわかります。

 また、人間の体は小宇宙と呼ばれています。宇宙は全体として常に一定の働きの中で動いていますし、一方私たちの体も常にその環境を一定に保ち続ける、恒常性を持っているという事も似ています。また、陰陽五行説では、五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓)が水・木・火・土・金に対応するという事もしかりです。

 エジプトのピラミッドは宇宙との交信するアンテナとして作られたとも言われています。そのためには、ピラミッドパワーと呼ばれるエネルギーが理想的に流れる形でなくてはならなかったのかもしれません。実はその形であったからこそそのエネルギーが生成されるのです。江本勝は結晶写真はこのピラミッド型が二つに重なって立体的な六角形になっているという事を言っていました。ピラミッドは情報伝達能力がとても高い形と言えます。

陰陽

 プラスマイナスや善と悪などは真逆の方向性、拮抗する事象を表す概念です。それれを表すのが陰陽というもので、森羅万象は陰陽でバランスがとれているという事です。波動技術でいうと、振動の波形があり、その真逆の波形を加える事により、その波が中和され、その現象が無くなるという事があります。これは消音技術などにも使われておりますが、江本勝はこの技術こそが私たちの体の不調和の波形をなくすことが出来るであろう、最高の医療法だろうと述べていました。

波動測定

 ここでは我が国の波動測定における黎明期で江本勝が実際に行った医学生のケースを一つご紹介します。


 
 その医学生の祖父、父親と2代続いて悪性リンパ腫で亡っており、クライアントの彼女も同じ病気を宣告され、手術を受け、抗がん剤投与をされていた。
 彼女は大学病院に入院をしていたために、波動カウンセリングに来ることが出来なかった。
 そこで江本勝はポラロイドカメラでお母さんに頼んで、その医学生の写真を撮影し毎日その写真を届けてもらうことにして、その写真から波動を測定しました。
 測定結果から分かったのは、恐怖、死に対する恐怖、絶望、気苦労などの感情コードが大きく反応をした。
 そしてそれらを中和する波動を本人に飲ませるのではなく、写真に転写をしてみたら、なんとその反応が消えていた。
 これはのちの遠隔波動測定でも使われるようになった手法で、写真から情報を取り、写真に情報を与える事によって本人の実際の波動が変わってしまうという方法です。
 最初は、クライアントアである娘さんが西洋医学を勉強する医学生という事もあり、波動測定に対して半信半疑でありましたが、ある日江本勝が測定をした結果、MRAのコードとして色々と聞きなれない薬の成分が出てきました。
 それを娘さんに伝えたところ、それらは全て前日に注射された成分であったという事が判り、その娘さんも波動測定の正確さを信じるようになり、大きな希望が出てきました。
 その後もたくさん染色体を中心に大きな波動の乱れが現れましたが、何とか波動測定で最終的に波動の乱れをなくし、入院先から退院することができたのです。
 その彼女はその後元気になり、お医者さんとして現在も活躍中であります。

講師

江本勝の意志を受け継ぐスペシャリスト

「国際波動インストラクタースクール」では、江本勝の薫陶を受け専門的なスキルを受け継いだ各方面のフロンティアである専門家が、直接参加者の皆様に「楽しく、分かりやすく、しかし深い」講義を行います。ここでは主な講師をご紹介いたします。

江本博正◆HIROMASA EMOTO
1976年名古屋生まれ。アメリ力の大学を卒業した後に(株)アイ・エイチ・エム入社。その後、海外事業部、ロサンゼルス支店支店長などを経て2014年、故・江本勝の後を引き継ぎ(株)アイ・エイチ・エム代表取 締役就任。現在、亡き父の遺志を継ぎ、日本並びに世界中へ波動技術、水の結晶写真の教えを広める事をミッションとしてる。


根本泰行根本秦行◆YASUYUKI NEMOTO
1988年に東京大学より細胞分子生物学の分野で理学博士を取得。日本、マイアミ、ホノルルのいくつかの大学 で研究を行った後、2002年1月から故・江本勝会長の元で国際秘書として働き始める。以来13年間に渡り、江本会長の海外講演ツアーに同行し、世界25ケ国以上を訪問。2014年9月~10月には、江本会長の代理としてドイツ・イギリス・イタリア・ブルガリアの4ケ国において、合計13回の講演を行った。ブルガリアでは科学者のための国際水会議に招待され、水の情報記憶に関する世界トップレベルの科学者たちに対して「水からの伝言と科学」というタイトルで基調講演を行った。現在、IHM総合研究所顧問、(同)オフィス・マサル・エモト顧問。2級電磁波測定士。https://life-system-labo.com


吉野内聖一郎吉野内聖一郎◆SEIITIRO YOSHINOUCHI
潜在意識リーティンク協会役員。有限会社I.H.M.ドルフィン代表取締役社長。1996年より波動力ウンセラーとして1万人以上のクライアントをカウンセリングする。その中で”数が持つ意味”を探求するようになり、独自の「数霊」理論を発見し、より高度な波動理論を構築する。現在各地でセミナーを展開すると共に、数霊セラピ ストの養成にも力を入れ、日本全国での数雲セラピーサロンを展開中。https://ihmdolphin.com


大木義昭大木義昭◆YOSHIAKI OOKI
国際波動友の会会員から、IHM-LTC(愛と感謝を世の中に循環する会)を経て、2011年3月(株)IHM入社。企画営業部長を経て、2014年3月IHM取締役副社長に就任。2016年2月、IHM-HADO部門を継承する合同会社IHMスマイル代表就任。HADO KAIZENプログラムを考案して、同講座のメイン講師を務める。HADO KAIZENカウンセラーとして5000件以上の力ウンセリング実績がある。江本会長からHADOを学びトヨタ時代に学んだKAIZENを組み合わせたHADOカウンセリング手法は、日本国内に留まらず、海外にも普及が始まっている。https://ihmsmile.com


林美智子◆MICHIKO HAYASHI
NPO法人エモト・ピース・プロジェクト事務局長。オレゴン州ポートランドのLewis & ClarkCollegeで外国語(スペイン語、フランス語、イタリア語)を専攻し卒業。大学在学中、中米コスタリ力のコスタリカ大学に1年間留学。その間コスタリカの運輸省で日・英・西の通訳を務める。米国大学卒業後帰国し、語学学校で8年間勤務、 出産と同時に退社。2人の息子の母。子育て中にフリーで翻訳および英検対策本を10冊以上出版。2004年3月、江本会長の秘書として波動教育社に入社し、2011年エモト・ピース・プロジェクトをNPO法人として登録して 以来、江本会長と当プロジエクトに尽カを注ぎ、2014年10月より江本会長の後を継ぐ。https://emotoproject.com


望月孝彦◆TAKAHIKO MOCHIZUKI
スパイラル合同会社代表。1996年株式会社I.H.M.入社。波動インストラクター21期。
波動インストラクター課、月刊『Hado』編集、営業、イベント・セミナー、WEB担当等を経て、2003年江本勝会長の当時のマイブーム“社員を独立させる”により独立。以来IHMの仕事を外部からサポートする。2015年5月号より『I.H.M.WORLD』『共鳴磁場』『HADO LIFE』の編集長となる。
『水からの伝言 Vol.3』制作ほかIHM関連の制作物多数。渦の浄活水器うずのみず(4thウォーター)、麻心シャワーヘッド、あわのみず の開発者でもある。著書に『「渦 Vortex」生命、水、ブラックホールの謎に迫る!』がある。『共鳴磁場』にてコラム「すべては渦で出来ている!」が好評連載中! https://spiral.bz


阿蘇安彦◆YASUHIKO ASO
一般社団法人世界水まつり理事。空手指導員、フィットネスインストラクター、フラワーエッセンスの輸入販売を経て、故・江本勝の元で、波動技術の普及を行い、意識と言葉と水の大切さを学ぶ。2013年より古来より伝承されてきた宮中祭祀の極意と「祈り」のテクノロジーの普及に従事。水の祭祀から最新の水の科学までを網羅した、書籍「ウォーターデザイン」(和器出版)の制作を担当。


アンジェラ・リサ◆Angela Lisa
ボリウッド(インド映画)主演女優・ダンスアーティスト。大学在学中、ミス日本として首相官邸をはじめ、各国大使館を表敬訪問。翌年ミスアジア日本代表に選出される。ジャニーズミュージカルでデビュー後、宮本亜門演出作品で東宝ミュージカルの女優に。大地真央のコアメンバーとして帝国劇場他に多数出演。映画製作数世界一のインド映画・ボリウッドのヒロインに抜擢され、第6回国際ダンス映像祭入選。祈りのダンスアート「光の舞」を、NY国連本部ハマーショルドオーディトリアム、インド・ムンバイフェスティバル、ダライラマ法王来日講演、出雲大社、伊勢神宮他、世界遺産の多くの寺社で正式奉納。日仏交流160周年の2018年11月、祈りのアート「光の舞」に、フランス・アンクラジュマンピュブリクより、芸術部門では日本人女性初の「社会功労奨励章」コマンドゥール(旧3等・「現」大冠付金章)を受勲。日本の神社では世界初となる仏勲章授与式が執り行われ、同時に社殿にて平成最後の光の舞を正式奉納。第3回江本平和賞。http://lisaitakura.blog65.fc2.com

江本勝の研究、水の結晶について科学者からのメッセージ

ジェラルド・ポラック博士
[米国ワシントン大学生命工学科・教授]

 皆さんもご承知のように、江本先生の仕事はスピリチュアルな面からのものであるため、より客観的な、そして科学的な立場から考えている多くの科学者たちはとても懐疑的に考えています。ですが、私は江本先生の成果の中にとても興味深いものを感じています。なぜなら、私たちは、EZ水と氷の間に密接な関係があることを理解しているからです。
 そして、EZ水は情報を保存する場所であり、それ故に、液体の水を凍らせると、水はEZ水を経過して、氷へと凍ることになります。そしてEZ水には情報を記憶する性質があると考えられるので、記憶された水は氷の形として現れる可能性があります。
 従って江本先生が見出した現象には、科学的な基盤があるのです。 私はこのことにとてもワクワクしており、過去何年もの間に見出された事柄と科学的な基盤との間にリンクを確立しようと思っているところです。https://www.pollacklab.org

※EZ水(排除相の水とは)/「水には、固体(氷)・液体(いわゆる普通の水)・気体(水蒸気)の『三態』(『三相』とも呼ばれる)の他に、特殊な液体の『相』である『第四の水の相』が存在する」と主張しています。『第四の水の相』は、固体と液体の中間に位置しますが、基本的には液体と考えることができ、「特殊な液晶状態の水」、あるいは「構造化された水」と言い換えることが出来ます。
 そして、『第四の水の相』は、「情報を記憶し伝達する」という性質を持っている可能性があるのです。そのためポラック博士は、「『第四の水の相』を考えることによって、『水からの伝言』で示されているさまざまな現象について、初めて科学的に説明することが出来るようになるかもしれない」と発言されています。



ブルース・リプトン博士
[ヴァージニア大学・細胞生物学博士]

 江本先生は、私が出会って恋に落ちた、親愛なる素晴らしい科学の友人で、エネルギー場がどのように物質を形成するかを、実験室で実際に見せてくれた人です。
 彼はもちろん、冷凍庫に水を入れた人だったのですが、水を入れる前に、エネルギーを入れていたのです。意識エネルギーです。
 意識はエネルギー場であることを忘れないでください。ですから、もしあなたが水の入った試験管を持っていたら、あなたの意識はその水の中を通り抜け、水を形作っているのです。
 何故か? それはフィールドが水の物質の性格を形作るからです。それを最初に示してくれたのが江本先生です。
 彼は何を示したのでしょう。
 例えば、音叉を持った人が写っているのですが、以前見たのと同じ人です。でも、今回はどうでしょう?
 彼らは愛の想念を抱き、江本先生が冷凍庫に入れる水を手にしているのです。そして、愛の想いを持った結果、何が生まれたのでしょうか。
 その答えは、美しい、素晴らしい幾何学的なデザインです。

コンスタンティン・コロトコフ博士
[ロシア・サンクトペテルブルク・情報技術大学・教授]

 私は過去何年もの間、意識の科学を発展させようとしてきました。そして、私にとってとても重要だったことは、江本勝博士とお会いしたことです。彼の示した結果だけではなくて、意識の原理に対する―あるいは人類そのものに対する―彼の姿勢というものに、感銘を受けました。私は何年もの間、江本博士との間にとても密接な協力関係を持つことができましたが、残念ながら2014年に彼は亡くなってしまいました。
 今、私たちは、彼のアイデアをさらに発展させているところであり、私がしようとしているのは、「水こそが、意識を宿す物質的な実体である」ということを証明し、伝えて行くことです。
 意識はこの宇宙において普遍的なものであり、私たちは個人の意識のみならず集合的な意識場についても考えることが出来ます。
 水もまた、この宇宙において普遍的に存在しています。科学的なデータに基づいて、今や水は、水素に続いて、この宇宙で2番目に多く存在する物質であると考えられています。
 ですので水は、一人の人間からもう一人の人間へ、さらには一人の人間から人類全体へ、すなわち集合的な意識場へと情報を伝えることが出来るかも知れません。
 そしてまた、皆様ご存じのように、意識というものには、局所的な効果だけではなくて、遠隔で影響を及ぼす作用があります。すなわち一人の人間から別の人間へと影響を与えることが出来るのです。
 現在、私たちは意識による影響というものを、物理的なセンサーを用いて測定することが出来ます。
 とりわけ私たちは、遠く離れた場所から、個人の意識、あるいは集合的な意識が水に与える影響を測定することが出来ます。
 これらの結果は、江本博士の研究成果と完全に一致するものです。
 私は何度も彼とお会いしたことがありますが、彼が成し遂げた仕事は、人類に対して計り知れないほど大きな貢献をしています。

イゴール・イェルマン博士
[スロベニア・リュブリャナ大学生物工学部生物学科・名誉教授]

 従来の生物学で考えられてきているほどには、生命の発生というものは、不可能なこと、あるいは実現困難なことではなくて、原始的な生命体については、現在の地球上においても常に発生し続けているのではないか、という内容のものでした。
 こうした原始的生命体の研究において、この学会で議論されている新しい水の科学は、さらに可能性を広げてくれます。何故なら、自然に発生するこれらの前・生命形態的なものは、さまざまな秩序を持った水のクラスターやドメインなどから生じる可能性があるからです。そう言った意味で、生命の起源において、水はとてもとても重要です。
 実際のところ、生命体が形成されるごく初期においては、水は、DNAやRNAよりも遥かに重要であると私は考えています。

バーント・クレプリン博士[ドイツ・TAOグループ]

 私は長年にわたって、航空宇宙分野の教授をしてきています。そして私は水に出会い、暗視野顕微鏡を使って研究を始めました。
 1990年代後半に、私は江本博士とお会いしています。彼はドイツを訪れて、私たちのところに来てくれました。そして私たちは、彼の研究や私たちの研究について話をしました。私たちは一緒に仕事をしたかったのですが、実現しませんでした。私たちは江本博士の仕事に対して、深く感謝しています。そして、とても素晴らしいものだと思っています。私たちもその頃から仕事を続けています。
 私たちは、さまざまな影響を与えたときの水の変化を調べており、江本博士と同様の結果を見出しています。ですが、私たちは水を凍らせることなく、単に水を蒸発させます。そして暗視野顕微鏡で観察し、画像を記録します。方法はさまざまですが、この世界はどのような仕組みで働いているのか、それを見つけたいというのが、私たちにとって共通のゴールだと感じています。
 私は、江本博士がしてくださったことに感謝しています。日本の研究者の皆さんのご研究がさらに発展することを願っています。

ウラジミール・ヴォイエイコフ博士
[ロシア・ロモノソフ・モスクワ州立大学生物学科・教授]

 私の見方からすると、江本博士は、水の組織化レベルを視覚化することに成功したと思います。水の組織化については、水の構造とも呼ばれます。ですが、この言葉は少し誤解を招きます。水の構造と言った時、それは普通、静的な状態を指します。実際には、水は常に動的です。ですので私は燃焼という言葉を使います。燃焼は決して静的な反応ではありません。それは原理的に動的なプロセスです。燃焼過程を止めることはできません。消火することは出来ますが、止めることは出来ません。
 ロウソクの写真を撮ることは出来ます。ロウソクの写真を撮ったとき、この炎は美しいか、あるいはカオス的であるかなどを見ることが出来ます。炎がどのように組織化されているかを見ることが出来ます。
 同じように、江本博士は、水の動的なプロセスの写真を撮ることに成功したと思います。そのプロセスが高度に組織化されていれば、美しい雪の結晶のような写真を撮ることが出来るでしょうし、そのプロセスがカオス的であれば、カオス的な写真となるでしょう。

ルミアナ・ツェンコヴァ博士
[神戸大学・農学部・教授]

 私は「アクアフォトミクス」という考え方を新しく提唱しています。「アクア」とは水のことで、「フォト」は光、「オミクス」はすべてということです。ですので「アクアフォトミクス」というのは、水と光に関するあらゆることという意味になります。
 可視光線が水に当たると、水は鏡になります。その一方で、可視光線よりも少しエネルギーの低い―すなわち少し波長の長い―近赤外線の光だと、水は分子レベルで鏡として働きます。
 水分子はネットワークを作っていて、水の分子同士は互いに繋がっています。そしてさまざまな組み合わせを作っています。その状態は他の分子からの影響を受けますし、回りの環境にも依存します。「アクアフォトミクス」という手法により、さまざまな要素の影響を受けた水のネットワークを分析出来るのです。その結果得られるスペクトル(※注)のパターンを分析することによって、人間の病気や植物の病気の診断も出来るし、バクテリアの成長のステージの識別を行うことも出来ます。

※注/光(ここでは赤外線)の周波数を変化させた時の水がその光を吸収する度合いについて調べ、横軸を周波数、縦軸を水が光を吸収する度合いとして表示させたグラフのこと。

 いろいろな形でこの技術を応用することが出来ます。いろいろな水がありますけれども、水のスペクトル・パターンを見ると、その水の中にコヒーレント・ドメインと呼ばれる特殊な領域があるかどうか、あるいはその水がモノを溶かす力を持っているかどうか、ということがすぐに分かります。
 私の研究室で新しい小さな分光器を開発しました。この分光器を使うと、アクアグラムという形でスペクトルのパターンをすぐに見ることが出来ます。そしてすぐに診断出来ます。
 言葉や心が水に影響を与えるという江本先生のアイデアについても、私たちがこの分光器を使って水のスペクトルを分析すれば、その違いが分かると思っています。
 水はものすごく敏感に反応します。分光器の感受性はとても高く、スペクトルのパターンにおいても、10のマイナス4乗の変化まで観察することが出来ます。水を使うとそういう微細な変化まで見ることが出来るので、情報量がとても多いです。ですから、いろいろな意味で新しい分野がたくさん開けてくると思います。

ジェームズ&ディジリー・ハータック夫妻
[未来学者、社会科学者、「未来科学のためのアカデミー」代表]

 私はジェームズ・ハータックであり、こちらは妻のディジリー・ハータック博士です。
 私たちは、日本に住んでいる私たちの友人たち、とりわけ江本博士と一緒に仕事をしてきている友人たちに、私たちの愛と感謝を送りたいと思います。
 私たちは前回、東京のIHM総合研究所を訪れた時のことを覚えています。そこで行われてきた研究は、実に驚くべきものです。日本人にはとても重要な役割があると私たちは思っています。島国でありながら、世界の科学に大きな影響を与えてきました。そして、福島の悲劇を体験しながらも、それを跳ね返してきています。アメリカ人として、そして国連でも仕事をしてきた人間として、私がお伝えしたいのは、私たちは日本の科学コミュニティとの間に繋がりを持ち続けるために最善の努力をしたいということです。
 私たちが、自分の意識や想念、そして行うすべてのことについて、意識的であることはとても重要です。このことこそが、まさに江本博士が伝えようとしていたことの本質だと思います。自分の想念や行動、エネルギー、そしてお互いの間の相互作用に至るまでのすべてにおいて、私たちは意識的でなければなりません。それによってこそ、この惑星を変化させることが出来るのです。このことこそが、私たちが今、しなければならないことです。憂慮すべきたくさんの環境の変化が起きています。ですが、もし私たちが一緒に仕事をして、一緒に分かち合うことができたなら、そして、この会議で見てきたような新しい技術を共に開発していくことができたなら、私たちは、人類として、前に進むことが出来るでしょう。
 改めて、私たちは、愛と喜びを日本人の皆さんに送ります。ありがとう。