国際波動インストラクタースクール
波動スクールのあゆみ

波動スクールのあゆみ

世界で活躍する波動インストラクター

 1995年に日本で、今までになかった「波動」という概念を研究していくシステムづくりと共に、その考え方を普及していくいくという目的で作られたのが「波動インストラクター制度」です。その人材育成を目的にスクール形式で生まれたのが「国際波動インストラクタースクール」の前身となりました。日本ではこれまで約500名におよぶ波動インストラクターが誕生しており、その中には、現在も波動の研究や活動を行われ、活躍されている方が沢山おられます。

 また、海外においては、2004年アメリカロサンゼルスにて初めて開催し、初回は30名近くの方が参加されました。その後様々な国で開催される運びとなり、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、オーストリア、リヒテンシュタイン、ポルトガル、香港、台湾、そして我が国も同様、延べ総勢500名近くの波動インストラクターが世界各地でご活躍されています。

 そもそものスクール開催の理由として、当時世界各国からひっきりなしに講演依頼が舞い込むような状況で、江本勝個人で世界規模の活動をしていくのは無理があると言うことから、各国で協力し合い一緒に活動をしていく仲間を養成していきたいということではじめた背景もあります。

 現在では、さらに波動のより深く高度な世界に足を踏み入れ、最新の波動機器を駆使した、驚くべき実績を誇る波動カウンセラーの育成と普及にもその活動は広がっており、波動インストラクターの中からも、優秀な波動カウンセラーが育っています。また、NPO法人を設立(EPP:エモト・ピース・プロジェクト)することで、子供向けの教育を意図した絵本「水からのでんごん」の数十カ国語版を発刊、世界中の子供たちに「言葉の大切さ」「水の不思議」「水の結晶写真が伝えていること」をやさしく、わかりやすく伝えていく活動にも力を入れています。そのベースとなるのが「波動インストラクター」の存在なのです。

 時は過ぎ、2014年10月に江本勝は残念ながら亡くなりましたが、その彼の遺志をついで、波動インストラクターの皆さまと共に活動をしていきたいと強く思っております。

波動インストラクターとして大切にしている言葉

 以下は、江本勝がスクールの中でお伝えしていた考え方の中で、特に重視し大切にしていたものです。それらをご紹介いたします。

言葉とは波動なり

 古代の人となる存在は、大自然が発するいろいろな振動、音を聞き分けることで、それらを真似し、仲間に伝えていくことによって言葉はつくられたのではないか。例えば、小川が流れる音からは「優しい言葉」、動物の鳴き声からは「危険を知らせる言葉」という感じで、自然の氣配や波動を感じ取ってそれが言葉につながっていった。その言葉を発することによって、そうした氣配や波動を再現するわけですから、言葉には力があって当然である。

相似象

 我々には聞こえる音と聞こえない音がありますが、どんな音も振動をしております。どんな物も原子核があり、それが振動をしているからです。音はたとえばピアノの鍵盤の中で響かせることにより表すことが出来ます。そしてそれは、低くなっても高くなってもドレミファソラシドの繰り返しの世界なのです。周波数が高ければ高いほど音を鳴らすための共鳴する体は小さくなりますし、周波数が低ければ低いほど体は大きくなります。バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスを見ればわかります。

 また、人間の体は小宇宙と呼ばれています。宇宙は全体として常に一定の働きの中で動いていますし、一方私たちの体も常にその環境を一定に保ち続ける、恒常性を持っているという事も似ています。また、陰陽五行説では、五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓)が水・木・火・土・金に対応するという事もしかりです。

 エジプトのピラミッドは宇宙との交信するアンテナとして作られたとも言われています。そのためには、ピラミッドパワーと呼ばれるエネルギーが理想的に流れる形でなくてはならなかったのかもしれません。実はその形であったからこそそのエネルギーが生成されるのです。江本勝は結晶写真はこのピラミッド型が二つに重なって立体的な六角形になっているという事を言っていました。ピラミッドは情報伝達能力がとても高い形と言えます。

陰陽

 プラスマイナスや善と悪などは真逆の方向性、拮抗する事象を表す概念です。それれを表すのが陰陽というもので、森羅万象は陰陽でバランスがとれているという事です。波動技術でいうと、振動の波形があり、その真逆の波形を加える事により、その波が中和され、その現象が無くなるという事があります。これは消音技術などにも使われておりますが、江本勝はこの技術こそが私たちの体の不調和の波形をなくすことが出来るであろう、最高の医療法だろうと述べていました。

波動測定

 ここでは我が国の波動測定における黎明期で江本勝が実際に行った医学生のケースを一つご紹介します。


 
 その医学生の祖父、父親と2代続いて悪性リンパ腫で亡っており、クライアントの彼女も同じ病気を宣告され、手術を受け、抗がん剤投与をされていた。
 彼女は大学病院に入院をしていたために、波動カウンセリングに来ることが出来なかった。
 そこで江本勝はポラロイドカメラでお母さんに頼んで、その医学生の写真を撮影し毎日その写真を届けてもらうことにして、その写真から波動を測定しました。
 測定結果から分かったのは、恐怖、死に対する恐怖、絶望、気苦労などの感情コードが大きく反応をした。
 そしてそれらを中和する波動を本人に飲ませるのではなく、写真に転写をしてみたら、なんとその反応が消えていた。
 これはのちの遠隔波動測定でも使われるようになった手法で、写真から情報を取り、写真に情報を与える事によって本人の実際の波動が変わってしまうという方法です。
 最初は、クライアントアである娘さんが西洋医学を勉強する医学生という事もあり、波動測定に対して半信半疑でありましたが、ある日江本勝が測定をした結果、MRAのコードとして色々と聞きなれない薬の成分が出てきました。
 それを娘さんに伝えたところ、それらは全て前日に注射された成分であったという事が判り、その娘さんも波動測定の正確さを信じるようになり、大きな希望が出てきました。
 その後もたくさん染色体を中心に大きな波動の乱れが現れましたが、何とか波動測定で最終的に波動の乱れをなくし、入院先から退院することができたのです。
 その彼女はその後元気になり、お医者さんとして現在も活躍中であります。