1994年に江本勝によって考案された水の氷結結晶写真技術は、水の知られざる特性を探るために開発された技術です。
河川水、湖水などの天然水、名水と呼ばれる湧水、各地の水道水など、さまざまな種類の水の氷結結晶写真を撮影した結果、いわゆる“良い水”はとても美しくバランスの取れた六角形の結晶構造を示すことが分かりました。
それに対して汚染された水は秩序だった結晶を示さないという傾向が見られました。
しかしそれだけではなく、様々な処理によって、例えば音楽を「聴かせる」事によって、さらには人間の言葉によっても結晶構造が変化するなど多くの事例を蓄積してきました。
結果的に従来科学の方法論だけでは捉えきれなかった水の性質について、新しい視野が開けたのです。
そして、まさしく水は人間の姿を映し出す鏡である事が分かりました。
水の情報記憶
水にはさまざまな情報を記憶する能力がありますが、記憶された情報を直接目で確認する方法がありませんでした。
江本勝は、目に見える形として何とか水に刻印されている情報を視覚化したいと考えました。
雪の結晶にヒントを得て、数ヶ月の試行錯誤の後の1994年に、水の氷結結晶写真撮影法を開発することができました。
世界で初めて、水が記憶している情報を氷結結晶という目に見える形として示すことができるようになったのです。
この方法を使って、河川水、湖水などの天然水、名水と呼ばれる湧水、各地の水道水など、さまざまな種類の水を調べた結果、いわゆる“良い水”はとても美しくバランスの取れた六角形の結晶構造を示すことが分かりました。
逆に汚染された水の場合には、美しい結晶構造が見られませんでした。
水に対して音楽を聞かせたり、写真を見せたり、文字を見せたり、あるいは気を送ったり、祈りを捧げたりすることによって、その結晶構造がどのように変化するかについても実験を重ねました。
いずれの場合にも、水は敏感に反応して、その姿を変えることが分かりました。
水に文字を見せたところ、「ありがとう」という言葉を見せた水は、六角形の力強い結晶を作ってくれました。
ところが「ばかやろう」という文字を見せた水の場合には結晶構造が壊れてしまいました。
そして「愛 感謝」の文字を見せたときに、水はもっとも美しい姿を見せてくれました。